【ポケカ】Gレギュ大会上位入賞レシピ解説「ロストバレット」

ポケカ

1月20日(金)より新弾「スカーレットex」「バイオレットex」が発売。

それに伴い、レギュレーションがGに変更。

早速新環境で結果を残したデッキレシピを紹介解説していく。

 

デッキ名:ロストバレット

こちらは大手ポケカyoutuberシャロンチャンネルのメンバーシップ大会で優勝されたみかんかんさんのデッキ。

 

Gレギュレーションになって「回収ネット」が落ちることで、ロストバレットは厳しいかと思われていましたが、その強さは健在。

まず注目したいのがGレギュから使用可能になったカード「ネストボール」「ビーチコート」の採用

効果:自分の山札からたねポケモンを1枚選び、ベンチに出す。そして山札を切る。

 

山札から好きなポケモンを展開できる汎用性の高いカード。

前レギュレーションのクイックボールに近いが、大きく違うのは手札を1枚トラッシュに送る必要がないこと。

ロストバレットは終盤まで持っておきたいパーツが多い点、デッキの一定数をロストゾーンに送る点から手札を捨て難いデッキコンセプトである。

そのためノーコストで展開できるネストボールは相性が良いといえる。

ただし、このデッキは霧の水晶とバトルVIPパスが4枚ずつ採用されているため、ネストボールは3枚に抑えられている。

 

もう1枚の「ビーチコート」はこのデッキにとってさらに重要な1枚。

効果:おたがいのたねポケモン全員のにげるためのエネルギーは、それぞれ1個分少なくなる。

 

「回収ネット」「ふうせん」がなくなった現環境のロストバレットにおいて、キュワワーを逃すのは非常に重要な動きになってくる。

そこでキュワワーの逃げエネを0にできビーチコートは相性が良いカードといえる。

 

 

このみかんかんさんのデッキではビーチコートが3枚も採用されている。

キュワワーを入れ替えて1ターンに複数回「はなえらび」をして山を掘り進める動きを徹底したい意図がみられる。

 

 

続いて、既存のカードの中で特徴的だが、今回気になったのは「やまびこホーン」が2枚採用な点。

この点について大会主催のシャロンチャンネルも触れていた。

 

効果:相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す。

 

ロストバレットでは採用されても1枚、0枚のデッキもある中、2枚採用。

とにかくHPの低いポケモンを引きずり出してサイドレースを有利に進めていく動きをしたいと思われる。 

また、個人的にGレギュ環境では今後もやまびこホーンの採用は増えると予想している。

 

というのも、今回の目玉であるexポケモンは進化ポケモンが多く、HPの低いポケモンから進化する。

VSTARやVMAXも進化ポケモンであるが、たねがVポケモンであるため、それなりにHPが高い。

たとえば、2-3-2のサイドレースをあらかじめ想定し、HPの低いポケモンは序盤からトラッシュに送らない動きがこれまでは容易であった。

そのため、相手側は最後を2-3でHPの低いポケモンを呼び出して、低コストでサイド1枚とって勝つプランが難しかった。

 

しかし、ex 環境ではHPの低いポケモンの採用枚数が増えるため、トラッシュに送らざるを得ない盤面がVSTAR環境よりも発生しやすい。

そのため、やまびこホーンが刺さる場面は多くなると予想している。

  

事実、今回の大型オンライン大会で結果を残しているので、今後も注目されるだろう。

この時点で環境を読んで「やまびこホーン」2枚採用をしたみかんかんさんのポケカセンスにあっぱれ。

 

 

参考動画:【ポケカ】新環境の大規模大会の結果まとめ!上位デッキレシピ解説&分布を徹底解説、1番強いのは…ロストです。【カードラッシュ 杯】

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